beaufripieのブログ

古着紹介(ブランド服も)

フレンチビンテージの王様❗️ マキニョンコート

今回はフレンチビンテージの王様、マキニョンコートについて紹介します!


マキニョンとは馬商(馬や家畜の仲買人)が着ていた作業服のことで、マキニョンコートは19世紀後半から20世紀後半くらいまで使用されていたと思われます。


1930年代以前は、インディゴリネンのマキニョンコートが主流でした。下は私物になります。


私物1(1920年代頃?)


凄まじい雰囲気を醸し出しています、、、

自分が羽織るのもおこがましいくらいですが、羽織ってみるとプルっプルして風でなびくので、とてもカッコいいです!

タグはございませんが、20sくらいのものかと思います。なんとこちら、15万円くらいしました、、、

インディゴリネンのマキニョンコートはだいたい10万円以上ですからねー。なかなか手が出しづらいのが現実です。


マキニョンコートの大きな特徴の一つが、胸にある縦長のポケットです。これは馬商がハサミを入れるために付いているそう。


1940年代に差し掛かってくると、メティス素材(コットンリネン)のものが登場し、その後ポリコットンのものも登場します。


私物2(1950-60年代)


こちらは『Bragard』製でポリコットンのマキニョンコートになります。50s-60sくらいのものかと思います。正直、生地がポリコットンになってしまうとマキニョンコートの魅力はガタ落ちです笑。価格も1万円くらい、、、


いかがでしょうか?正直、ポリコットンの方はおすすめしません笑。しかし、インディゴリネンの方は10万円以上出してまでも買う価値があると思います!そのくらいカッコいいですので、是非ご検討してみて下さい!