大人気 モールスキンジャケット
フレンチビンテージの中で最も人気と言えるのが、モールスキンジャケットです。そこで初めにモールスキンジャケットの紹介をします!
モールスキンは「モグラの皮」という意味で、その名の通りモグラの皮のような生地感をしています。フランスのモールスキンは二層のコットン生地から成っていて、内側はツイル生地、外側はきつきつに綿糸が織り込まれた、滑らかで光沢感のある生地となっています。
私物のブルーモールスキンジャケットを3つ紹介していきます。
私物1 (40s)
ウッドボタンとメタルボタン
Vポケット(古いものが多い)
かなり色落ちしていて、ステッチが白くなっていますね。
私物2(50s)
ボタン4つでプラスチックボタン(4つは珍しい)
襟がラウンドしていないので、ドイツのものかもしれないですね。
私物3(30s-40s)
ボタン5つ(ラッカーボタン、古いディティール)
生地が薄め(ライトモールスキン、古いものが多い)
私物4(50s)
こちらはフレンチビンテージで最も良いブランドの一つ、モンサンミッシェルです。50sのモンサンミッシェルのモールスキンに特徴的なのが、胸ポケットの形です。Vポケットよりは丸みを帯びたUポケット?になっています。ちなみに、モンサンミッシェルの場合、Vポケットの場合は40s以前、まっすぐな場合は60s以降という感じで、簡単に年代判別が可能です。
私物5(50s)
モンサンミッシェル、アドルフラフォンなどと並んで優れたプロダクトが多いのがこちらの『Vulcain』で、独特なポケットデザインになっています。
いかがでしょう?フレンチモールスキンという一つのアイテムの中にも様々なディティールのものがあることがわかりますね!